インサイダー取引が映す「冷酷な現実」だ。

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みずほ証券のインサイダー取引のニュースが飛び込んできた。結局、どこにでも共通した話があるのかもしれない。建前は「公正な市場」が最重要だと言うが、本音では「自分の利益が最優先」が本音なのか。

金融業界にいるものであれば、インサイダー取引のニュースには少なからず反応するはずだ。みずほ証券の社員が監視委に強制調査を受けるという報道は、ただのスキャンダルとは言えない。業界全体に影響を及ぼす可能性がある。だが、実際には日々の業務に追われている我々には、こんなニュースがすぐに身近な問題になるわけではない。現実は、どこか他人事のように感じてしまうことも多い。

確かに、公正な市場での競争が大事だとか、個人の信頼性が金融業界を支えているとか、建前の言葉は色々並べられる。が、その裏に潜む「本音」はいかがなものか。利害関係が絡む現実の世界では、規定や法律をだけを遵守するわけにはいかないのが厳しいところ。たとえ、周囲の目があっても、「情報を持っているなら、使わない手はない」と思うのが、正直なところだ。これこそが、何かが盛り上がっている時の「プロ」の本音なのではないか。

このような事例があるたびに「責任の所在」について議論が交わされるが、逃げ場のある環境では、誰もその責任を背負いたがらない。一見、涼しい顔で「それは許されないことだ」と口にする人たちばかりだが、実際には「自分の首が絞まる」問題となって初めて視界に入ってくるのが普通じゃないか。このニュースを見ていると、「自分もいつスカウトを受けるかわからない」と不安に駆られる人も多いのでは。まったく、世の中の残酷さには皮肉を感じる。

記事の内容を知ったとき、同時に「自分だってああなったらどうなるのか」と考えさせられる。結局、サラリーマンだって、日々「自分の利益」を最優先に考えてしまうもの。インサイダー取引に手を出すかどうかは別として、「いい情報があれば自分だけのことにしたい」と思うのは、人間の性と言えるだろう。みずほ証券の社員だけの問題ではない。

所詮、特定の人の行動が自己利益を求める企業文化の反映だったとして捉えられないか。金融業界に限ったことではないが、結局「競争」社会にいるものは、何らかの形で「ずる賢さ」を求めるのが現実だと思う。

正直な話、このニュースを『他人事』で済ませるのは簡単だ。問題は、自分の仕事や給料にどう跳ね返ってくるか、だ。

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